フィードバックとは、相手に対するダメ出しではなく、相手が目標に近づくために軌道修正の支援を行うことです。
良いフィードバックとは、ジョハリの窓で言うところのBlind window(相手は知らないけど、あなた自身は知っていること)を突いているかどうかがポイントになります。
鋭いフィードバックほど、相手は自己防衛的な態度を見せます。相手は感情的になることもあれば、「言われると思っていました」とショックを受け流すようなことを言われることもあります。
フィードバックには主に2種類あります。
① You message:客観的な事実に基づき、FBする手法です(定量的な結果や定性的な出来事)。
② I message:主観的な想いに基づき、FBする手法です(例:私は〜が起きてしまって非常に残念です)。
①と②のフィードバックを組み合わせて伝えることもあります。
相手との距離感が遠い場合は、You message⇒I messageの順番で、事実に基づいて慎重に伝えます。
相手とざっくばらんに話せる間柄であれば、I message⇒You messageの順番で、相手にショックを与えます。
日頃から意識してフィードバックするようになると、メンバーの成長速度があがりますよ。

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